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薬師寺調剤薬局様(栃木県下野市)

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株式会社フレンド 執行役員・調剤薬局事業部担当原 雅典 先生

株式会社フレンド 調剤薬局事業部・管理支援室長矢野 晴久 先生

導入製品
Ph-NetMaster

※本内容は公開日時点の情報です

目 次

ドミナント展開店舗で活きる在庫管理システムの強み

株式会社フレンドは1990年に設立されました。栃木県、東京都、埼玉県に22店舗のフレンド調剤薬局を展開するほか、介護保険適用の介護事業としてのデイサービスセンター、グループホーム、居宅介護支援センター、福祉用具貸与などの45事業所を運営しています。

栃木県下野市の自治医科大学付属病院の周辺には、調剤薬局事業部の本部所在地でもある薬師寺調剤薬局をはじめ、グリーンタウン調剤薬局、自治医大前しもつけ調剤薬局、フレンド調剤自治医大東店、フレンド薬局自治医大駅前店、南河内調剤薬局の6薬局がドミナント展開して緊密な連携をとりながら地域医療に貢献しています。

「自治医科大学付属病院のような大学病院からの処方箋を応需するにあたり苦慮するのが在庫管理です。非常に高額な薬価の医薬品も取り揃える必要があるためです」(原様)
そこで同社が導入したのがPh-NetMasterです。導入時、同社で課題となっていた在庫管理と細やかな業績の分析を実現できるのがPh-NetMasterでした。従来からメディコムのレセコンを使用しているため、そのデータの連動性に優れている点や、画面レイアウトが見やすい点が好印象だったといいます。

「導入後は、各店舗の在庫状況がリアルタイムに把握できるようになったため、ドミナント展開をしている近隣店舗間での薬のやりとりがスムーズになりました」(原様)。導入前は、在庫の無い薬の処方箋がくると、他店舗に電話を掛けて「○○(薬の製品名)はそちらにありますか」と問い合わせていましたが、そのような手間は無くなりました。
さらに、高額の医薬品についてもドミナントの強みを活かし、複数店舗で共有することでトータルの在庫金額を抑えることができるようになったといいます。

「在庫金額という点でもうひとつ、卸との納入価交渉にもPh-NetMasterのメリットを感じています。Ph-NetMasterを使うようになって、どの薬がどのくらい出ているのか、またどの卸から買っているのかが一目で分かるようになりました。導入前までは医薬品のカテゴリーごとに何%引きという交渉を行っていましたが、導入後は単品単価の交渉が容易になりました」(原様)

また、年2回実施している棚卸の負担も軽減できています。導入前はどんなに忙しくても締日の3月31日、9月30日に行わないと数を合わせられませんでしたが、Ph-NetMasterで適正に在庫管理できていれば、必ずしも締日でなくても、来局患者の少ない日などに余裕をもって行う事ができるようになりました。

ドミナント展開店舗で活きる在庫管理システムの強み

スタッフひとりひとりが推進 面処方強化への取り組み

株式会社フレンドでは、新型コロナウイルス感染症の流行が始まりだした2年ほど前から面処方強化の取り組みを実践しています。

「地域に暮らす人たちの健康を支えるかかりつけ薬剤師として大切な役割のひとつが患者様の薬を一元管理することです。その方法として、服薬指導時の患者様との対話やお薬手帳からの情報収集という方法がありますが、さらに一歩踏み込んだのが面分業強化の取り組みです。すなわち、患者様があちこちの薬局で薬をもらっているようであれば、当薬局でさまざまな医療機関の処方箋を一手に引き受けることを通して一元管理の精度を高め、患者様の健康を支えていくという取り組みです」(矢野様)

こうした取り組みに対する現場のスタッフのモチベーションアップに役立つのがPh-NetMasterの経営管理機能です。医療機関ごとの処方件数がリアルタイムで分かるので、各店舗に面処方率が何%上がったといったデータの推移を速やかにフィードバックすることができます。

また、従来、各店舗の売り上げなどのデータは、月ごとに紙ベースで出力されたものを確認していました。ところがPh-NetMaster導入後は1日、1週間といったペースで各店の経営指標を確認できるようになりました。そのため、たとえば、まん延防止等重点措置の影響で売り上げが下がっているといったことも速やかに把握できるようになりました。その結果、各店舗の努力で売り上げを伸ばすことができる面処方強化の取り組みにさらに力を入れるといった対策を講じることが可能となったといいます。

スタッフひとりひとりが推進 面処方強化への取り組み

薬を渡すだけではなく地域で暮らす人を支える

株式会社フレンドは「健康と福祉の未来をサポートする」という理念のもと、調剤薬局と在宅介護という事業を通して、地域の医療と福祉を担ってきました。
今後は、IT化の推進による顧客管理に力を入れ、患者様の薬の情報だけではなく、食事や運動などの生活習慣や生活環境に関する情報もとりまとめていくことに注力する予定だといいます。

そして今後の株式会社フレンドの調剤薬局事業が目指す医療について原氏は「地域密着の企業として、薬を渡すだけにとどまらずに、介護事業と連携してその人の暮らしをまるごと支えるために取り組んでいきたい」と語りました。

薬を渡すだけではなく地域で暮らす人を支える

薬師寺調剤薬局

住所:栃木県下野市祇園1-10-5

Ph-NetMasterの
導入事例

導入製品のご紹介

Ph-NetMaster

本部と各店舗をインターネットで繋いで経営革新。チェーン薬局経営のベストソリューション。
本部では、売上データや不動在庫(デッドストック)の把握、グラフ表示など、経営状況の把握と分析が可能。また店舗では、入荷データを手入力する手間が省け、日常業務の軽減が図れます。

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