事例 : 国立A大学医学部 分子生物学部
このラボを運営している牧山教授は、そろそろ手狭になりつつあるラボにある5年前に購入した超低温フリーザーに注目していました。
ここ数年、ラボの研究規模が大きくなってきたことから、そろそろフリーザーの保存容量が不足気味ですが、ラボ自体の専有面積を拡大するには、さらなる研究成果の発表が必要です。今は、他のラボのフリーザーに間借りしていますが、いつまでもそれが続けられない状況です。
先日、突然、フリーザーの扉が開かなくなって実験スケジュールが遅延したこともあり、学生達に余計な作業時間を取らせてしまいました。隣のラボでは、同じ状況で無理やり扉を開けようといて、フリーザーのハンドルが破損して余計な修理代がかかってしまったと聞いたことがあります。
高さが180cm以上あるフリーザーの一番上に温度表示や操作ボタンが付いていて、学生の手が届かない。逆に本体の一番下に温度表示や操作ボタンが付いているフリーザーでは、屈まないと温度が確認できないという状況もよく目にします。取扱説明書をその都度確認しないと、操作方法が分からないという声も聞いたことがあります。