エネルギー効率の高いノンフロン(自然冷媒)
HFCの世界的な規制への動きを受け、ノンフロン(自然冷媒)を使用したラボ用フリーザー・保冷庫への関心が高まっています。
ノンフロン(自然冷媒)は「フロン排出抑制法の管理対象外」であり、機器運用中の点検を行う必要がなくなるため、機器の管理負荷も低減されます。
PHCbiでは環境負荷を低減するノンフロン製品のラインアップを拡大しています。
PHCbiのノンフロン(自然冷媒)製品ラインアップ
自然冷媒であるノンフロンに加え、インバーターコンプレッサーなどのテクノロジーを採用することで、高い省エネ性能を実現しています。
その他にも、利便性を向上し安心して内容物を保管していただく為に以下のような機能を搭載しています。
新搭載のインバーター
コンプレッサー
インバーター技術により、コンプレッサーの低速回転での制御が可能となり、電力を消費するON/OFF回数を減らすことができます。
デュアル冷却システムで
サンプル損失のリスク回避
独立した2つの冷却回路で構成されるデュアル冷却システム“Twin-Guard”によって、万が一のトラブル発生時も片側の冷却回路だけで庫内温度の過度な上昇を防ぎ、貴重なサンプルの損失リスクを回避できます。
最大限のスペースと冷却効率を
実現する真空断熱パネル
真空断熱システムVIP(Vacuum Insulation Panels)の断熱効果をさらに向上させた、VIP PLUSは、硬質発泡ポリウレタンフォームの6倍の断熱性能を発揮して、断熱壁の厚みを従来の約半分まで薄くすることができます。
EZlatchドアハンドル
人間工学に基づいた新開発”EZlatch(イージーラッチ)”ドアハンドルを採用。
密閉性が高い超低温フリーザーの扉を楽に開閉でき、より簡単に保存サンプルへアクセスすることが可能になりました。
自然冷媒の使用について
環境負荷が低いとされる炭化水素冷媒(自然冷媒)の多くは可燃性であり、
その用途によっては、安全性 とメンテナンス性に課題が残されているため、 いくつかの安全基準が設けられています。
安全基準 | 基準 |
電気用品安全法 | 炭化水素冷媒充填量上限 冷気自然対流式・・・・1冷凍回路毎に150g以下 (対象: 家庭用電気冷蔵庫) |
電気用品安全法において、 家庭用電気冷蔵庫は炭化水素冷媒の充填量が制限されている一方、
「業務用機器(理化学機器を含む)」 への充填量は、各製造メーカーの自主判断となっております。
PHCbiでは、 安全面を遵守する考えから、電気用品安全法の基準をクリアした冷媒量で、必要な冷却能力を発揮できる製品を開発しました。