PHCbi

PHCbiの低温インキュベーターは、幅広い用途に対応するオールラウンドな性能を備えています

PHCbiはお客様のニーズに合わせて開発と研究をサポート

細菌、酵母、カビだけでなく、藻類のような光合成を行う微生物、偏嫌気性菌のような特殊な環境を必要とする研究もあれば、 再生医療に関わる研究、組織の細胞を再生する培養肉(細胞肉)などの先端の研究まで研究開発に関わる生物種は多様化しております。 PHCbiの低温インキュベーターは、お客様のニーズに合わせて、温度管理・培養環境に対応可能なラインナップを取り揃えております。

アプリケーションテーブル

アプリケーション 適正な温度範囲
細菌試験や細菌培養 + 15 ℃ ~ + 35 ℃ / + 28 ℃ ~ + 70 ℃
微生物研究 + 18 ℃ ~ + 35 ℃ / + 28 ℃ ~ + 50 ℃
大腸菌群検査 + 35 ℃ ~ + 37 ℃ ~ + 37 ℃
医薬品安定性試験 + 5 ℃ ~ + 70 ℃
食品と飲料の試験 + 5 ℃ ~ + 70 ℃
酵母の増殖 + 10 ℃ ~ + 40 ℃ / + 28 ℃ ~ + 40 ℃
生物化学的酸素要求量(BOD)の測定 + 20 ℃前後
昆虫/魚の孵化 + 5 ℃ ~ + 40 ℃ / + 28 ℃ ~ + 40 ℃

MIR-154 MIR-254 MIR-554 | 多機能タイプ

棚を外して広く使うこともできます。大容量のフラスコ、振とう機の設置にも。
【使用例】 大腸菌の振とう培養など

寒天培地乾燥低減(MIR-154、254のみ)

・送風ファンを斜め上向きに取付け
・空気吹き出し口の形状変更

直接送風されないので蒸発が防げます

培地の乾燥しやすい吹き出し口部①と、吸い込み口部②に、
水を入れたシャーレを置き、運転後に蒸発量を測定。
乾燥の低減が確認できました。

MIR-154 MIR-254
吐出口 1.04 1.51
吸込口 2.76 1.25

液晶ディスプレイによるプログラム運転

様々な実験の要望に応じて設定温度、照明のON/OFF時間を自由に組み合わせた最大12ステップのプログラムのスタート日付、時刻の予約設定することができます。プログラムは最大10個まで記憶でき、頻繁に行う実験の検索や設定に便利です。また、Join運転モードにより、個々のプログラムを組み合わせることができます。また運転データを自動記録、グラフ表示も可能。オプションのインターフェイスボードでPHCbiのモニタリングシステムとの接続も可能です。

液晶ディスプレイ

大腸菌を培養しない間は低温運転にも使えます

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特性グラフ

PHCbiは、高いレベルの技術サポートとアフターケアサービスで、お客様に選ばれ続けています

日常におけるメンテナンは機器のトラブルを避けるための最善の方策です。低温インキュベーターの簡易点検、およびメンテナンスはPHCbiにお任せください。全国に経験豊富な専門知識・技術を有するサービス員を配置し、お客様が安心して製品をご使用になれるよう万全なサポート体制を構築しております。

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クラウドシステムによる温度監視・メール通報も対応できます

PHCbiが提供するクラウドサーバー使用のモニタリングシステム「Lab Alert PRO」は、スマートフォンやタブレット、PC等でリアルタイムにモニタリングデータを確認できます。機器トラブル時は、メール通報に加え、外部警報装置、電話発令装置等との接続も可能です。

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無料ダウンロードe-book 「食品微生物学の知見をHACCPに活用するために」

HACCP

HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point)は、1960年代後半に米国で初めて開発されました。NASA(米国航空宇宙局)は、米国陸軍研究所とピルズベリー社と共同で、宇宙ミッションのための食品安全管理システムを開発しました。このシステムの基礎となったCCP(Critical Control Point)ガイドラインは、兵器の設計・試験に用いられていたシステムと同様に、システムの故障やリスクのある部分を特定して排除することを目的としています。NASAの成功を受けて、HACCPシステムは、製造業、農業、水産業、小売業など、さまざまな食品産業に好影響を与えています。このe-bookでは、HACCPの定義と目的、そして日本をはじめとするAPAC諸国の食品事業者にとってのHACCPのメリットを簡単に紹介します。

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