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承継 医師 2021.08.04
クリニックを第三者承継する際のメリット・デメリットと流れを解説
医療承継は、個人と法人で手続きが異なります。個人クリニックは開設者や管理者が代わるため、「現院長の廃業」と「新院長の開業」の手続きが必要です。新規開設と同様に保健所や税務署などに届出をしなければなりません。スタッフを雇っていれば社会保険事務所や労働局などの手続きが必要となります。<br>一方、医療法人の場合は、現経営者の理事長から後継者に交代する手続きをとるだけで、クリニックの資産や許認可を保有する医療法人を譲り受けることができます。
#マネジメント
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クリニック開業 医師 事務長 2021.07.21
クリニックのボーナスの相場は?支給基準や必要性について解説
クリニックのボーナス(以下、本文では賞与併用)の支給については、特に規定はありません。労働基準法上は、医療機関に限らず事業主(会社やクリニック)にはボーナスの支給義務がないためです。
#開業直後の悩み
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クリニック開業 医師 2021.07.21
クリニック開業の適齢期は?開業時の平均年齢や定年について
開業医に求められる役割として、①医師、②管理者、③経営者の3つがあります。<br> 開業するクリニックの標榜科によっても異なりますが、①の開業後の医師に求められるのは、地域の患者さんの健康不安に幅広く応えるプライマリーケアの役割です。専門医としての技能・経験に加えて、幅広い臨床経験を積んでおくことが望ましいです。<br> ②の管理者は、診療所のトップとして看護師や医療事務職など専門性を持つ職員をまとめ、チームとして適切な地域医療を提供していかなければなりません。組織の中で部下を持つ管理職としての経験も必要でしょう。<br> ③の経営者としては、長期の事業計画を策定し事業として成功させるビジョンと戦略を持つ必要があります。開業時に内装工事や医療機器などの大きな設備投資することを考えると、20年くらいの事業計画になります。<br> 以上、開業に必要な経験能力を身につけ、ある程度の自己資金の準備をし、20年以上の事業を始めることを総合的に考えると、開業の適齢期は40代から50代前半ではないでしょうか。
#開業検討
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クリニック開業 医師 2021.07.21
クリニック開業時の採用活動を成功させるには?
クリニックは少人数で運営するため、優れたスタッフの採用・育成は大事なポイントです。病院では先生自らが採用・育成に取り組むことはあまりないので、ほとんどのクリニック院長にとっては、開業時のスタッフの採用・育成は初めての経験です。<br> 一般的な採用の流れとしては、1)必要な人材の検討、2)求人方法の検討、3)採用活動、4)入職手続きです。<br> 今回はスタッフの募集から書類選考、面接まで、採用のポイントを説明します。
#開業検討 #労務管理
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クリニック経営 医師 事務長 2021.06.25
新型コロナがクリニックの経営環境をどう変えたか?
2020年初頭に始まった「新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)」。2021年2月から新型コロナのワクチン接種が始まったが、全国民のワクチン接種が完了し、収束に向かうにはもう少し時間がかかりそうであり、しばらくはウィズコロナの状態が続きそうだ。新型コロナの感染拡大は、我々の生活、そしてクリニック経営に大きな変化をもたらしている。
#事業計画 #マネジメント
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クリニック経営 医師 事務長 2021.06.25
コロナ禍の開業にあたっての「コンセプト」決め
新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の感染拡大の影響から、クリニックを取り巻く経営環境は様変わりしている。現在は、患者が増えにくい「非増患時代」がやってきており、常に「感染対策」を行うことが求められ、急激な「デジタル化」を踏まえた、効率的な経営が求められている。そのような状況下で、開業に向けての考え方も見直しが迫られているように感じる。そこで、今回はコロナ禍で開業する際の「コンセプト」についての考え方を解説する。
#事業計画 #マネジメント
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クリニック経営 医師 事務長 2021.06.25
コロナ禍のクリニック経営の考え方
長引くコロナ禍の影響から「受診控え」が起き、また、感染症対策が一般化したことで、インフルエンザやかぜ症候群などの季節性疾患が劇的に減っている。このような「患者減少時代」に重要なのは、患者との「良質な関係づくり」であり、いかに患者をリピートさせるかを考えなければならない。そこで、今回はコロナ禍におけるクリニック経営のニューノーマルな考え方を解説する。
#事業計画 #マネジメント
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クリニック開業 医師 事務長 2021.06.02
病院の経費削減のコツとは?具体的な手順も解説
少子高齢化の影響に加えて新型コロナウイルスの収束の気配が見えず、病院を取り巻く経営環境はますます厳しさを増しています。地域や診療科によっても異なりますが、新型コロナウイルスの影響による受診控えや医療・介護の需給のアンバランスが大きくなっています。<br> ただ、新型コロナウイルスによる経営悪化といいますが、実は多くの医療機関の経営課題についてはコロナ禍以前から指摘されていたことです。コロナ禍は先延ばしにしてきた経営課題を顕在化したに過ぎません。<br> しかしもう先延ばしにはできません。これからの経営に危機感を抱いている病院の経営者の方に、経営改善につながるコスト削減の鉄則をわかりやすくご紹介します。
#開業直後の悩み
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クリニック開業 医師 2021.06.02
スタッフを引き抜く際の注意点とは?事例や給料基準を解説
開業準備の勤務医の先生が、頭を悩ますことの一つがクリニックの組織を整えることです。ほとんどの勤務医はスタッフ採用や育成は未経験です。そんな時、勤務先で何年か一緒に働き、有能で気心も知れた頼りになるスタッフがいると、開業後も一緒に働いてほしいと思うことはよくあることです。<br>しかし、安易に今の職場のスタッフを引き抜いてしまうとその後の経営に大きな影響を及ぼすトラブルの原因となるので注意が必要です。<br>今回は、今の職場のスタッフを引き抜くときの注意点を確認します。ポイントは3つです。<br>
#開業検討
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クリニック開業 医師 2021.06.02
コロナ禍でクリニック開業する影響はどのくらい
新型コロナウイルス感染症(以下、「新型コロナ」)の影響が続いています。2021年4月現在、4都府県に「3度目の緊急事態宣言」が発令され、まだまだ収束の気配が見えません。このコロナ禍で、 医療業界全体が大きな影響を受けました。診療所の経営への影響は、地域と診療科により大きく違います。<br> 診療所経営への影響を調べるため、社会保険診療報酬支払基金の月報を元に、診療所の外来(入院外)の日数(患者の延受診日数)、件数(患者が受診した延医療機関数)および診療報酬点数に ついて、診療科別に前年同月比率を出してみました。診療報酬は1点=10円として金額換算します。予防接種や自由診療の収益は含みませんが、点数の対前年比で保険診療の医療収益の変化を見ることができます。<br><br>
#開業検討
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承継 医師 2021.04.27
承継までの流れ
医院承継の実行に向けて、まずはご自身の引退に関するご意向をまとめ、方向性を決める必要があります。今回は医院承継までの流れについて、詳しく解説しています。
#マネジメント
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承継 医師 2021.04.27
承継M&Aを成功させるための留意点
医業承継、M&Aは各利害関係者にとってとてもメリットのある内容ですが、進める上で大きく4つの留意点があります。
#マネジメント
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