PHC株式会社

NEWS ニュース

News

プレスリリース: 自動搬送機構付きインキュベーターを開発

2014年3月3日
パナソニック ヘルスケア株式会社

インキュベーターの大容量化を自動搬送ロボットで実現 自動搬送機構付きインキュベーターを開発
「日本再生医療学会総会」に参考出展

パナソニック ヘルスケア株式会社(本社:東京都港区、社長:山根 健司)は、CPWS(セルプロセッシングワークステーション)システムに連結して培養検体を自動搬送する「自動搬送機構付きインキュベーター」を開発しました。
本開発品は、「第13回日本再生医療学会総会」(国立京都国際会館、2014年3月4日~6日)に参考出展いたします。

iPS細胞に代表されるヒト細胞を培養して増殖させる再生医療やガン免疫治療に代表される細胞治療が、難病に対する新しい治療法として注目を集めています。細胞の培養・保存などの操作は、細胞の安全性や品質を担保して行う必要があり、そのためには、細胞を無菌環境下で安全に培養することが重要となります。

当社は、無菌環境下での細胞操作を小型装置で実現したCPWSシステムを2006年から販売しており、再生医療・細胞治療の普及に貢献してきました。しかしながら、現状のインキュベーターでは、収納できる培養検体数が少なく、大量培養が可能となる大容量インキュベーターが求められていました。

「自動搬送機構付きインキュベーター」は、培養検体をロボットアームを用いて自動搬送することにより、手作業では不可能であったインキュベーターの大容量化を実現しました。
当社は、ライフサイエンス機器の技術革新を加速させ、今後も「一人ひとりに最適なヘルスケア」を実現する研究開発を一層強化させてまいります。

お問い合わせ先

パナソニック ヘルスケア株式会社
<お客様>マーケティング本部 再生医療チーム TEL:06-6136-1416
<報道関係者様>経営企画グループ 広報チーム TEL:03-5408-7293


以上

プレスリリースの内容は発表時のものです。 商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。