2015年10月2日
パナソニック ヘルスケア株式会社
パナソニック ヘルスケア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小谷 秀仁)のヘルスケア手帳®サービスが、このたび「ビジネスモデル」分類において、2015年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
今回の受賞は、新たなビジネスモデルを確立したことに対して、特に「現代の情報インフラを活用した社会的必要性の高いサービスソリューション」として評価されました。
本サービスは、電子版お薬手帳を併せ持つ、「ヘルスケア手帳®」スマートフォンアプリを核にしたヘルスケアITサービスです。利用者がスマートフォンで、撮影した処方箋を保険薬局(以下、薬局)に送信することで、薬局ではその服用履歴の確認も行えるサービスフローを新たに構築しました。薬局はお薬の準備ができると利用者のスマートフォンにお知らせし、利用者はお薬を待つことなく受け取れ自由度が高まります。また薬局は、医療機関からの距離によらない集患が可能となり、新規顧客獲得や患者満足度向上などが期待できます。利用者数は2014年10月にサービスを開始してから1年で1万5千人を突破するなど、サービスの利用は全国で広がりを見せています。
当社では今回の受賞を契機にサービスの有用性の認知を図るとともに、より多くの薬局および利用者にその利便性をお届けしていきます。
■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント:
医薬分業が制度化されてから久しいが、利用者目線から薬局選択肢が格段に増えた印象はなかった。
結局、医療機関隣接の薬局や、自宅近くの薬局に限られていたのが現実であった。
スマートフォン普及を背景としたこのサービスは、利用者の生活フローと移動経路に合わせた薬局選択を可能にし、情報の確実な伝達、時間の無駄の削減といった薬を取得するまでのストレスを見事に低減している。
薬局側も、未知の顧客からアクセスが飛び込んでくるという新たな商機を獲得することができた。現代の情報インフラを活用した社会的必要性の高いサービスソリューションである。
グッドデザイン賞受賞展「グッドデザインエキシビション2015(G展)」に出展
2015年10月30日(金)から東京ミッドタウンで開催される、最新のグッドデザイン全件が集まる受賞展「グッドデザインエキシビション2015(G展)」会場で、本サービスが本年度受賞デザインとして紹介されます。
[グッドデザインエキシビション2015(G展)]
会期:2015年10月30日(金)~11月4日(水)
会場:東京ミッドタウン(東京都港区六本木)
http://www.g-mark.org/meeting
第48回日本薬剤師会学術大会にも出展
2015年11月22日(日)から鹿児島市 鴨池ドームで開催される、第48回日本薬剤師会学術大会にも展示されます。
[第48回日本薬剤師会学術大会]
会期:2015年11月22日(日)~11月23日(月)
会場:鹿児島市 鴨池ドーム
【グッドデザイン賞について】
グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。これまで59年にわたり、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、のべ受賞件数は40,000件以上にのぼります。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/
お問い合わせ先
パナソニック ヘルスケア株式会社
<お客様> メディコム事業部 ヘルスケアシステム部 ヘルスケアサービス課
TEL:03-5408-7436
以 上