PHCグループでは、サプライチェーンにおいて、調達先企業様は「お客様に価値をお届けする商品・サービスづくりのパートナー」という考えのもと、調達先企業様にも当グループの経営理念をご理解いただき、CSRをともに実現していくことが不可欠と考えています。
企業の社会的責任を果たすために、PHCグループでは、当グループのCSR調達活動にかかる方針をご理解いただき、協力を得ることを目的として、2018年10月に「CSR調達ガイドライン」を制定しました。「CSR調達ガイドライン」は、国際社会からの要請を反映し、人権・労働、安全衛生、環境、企業倫理・コンプライアンス、情報セキュリティ、品質・安全性、社会貢献、マネジメントシステムなどのCSR項目を明確化したものです。これらのCSR項目を順守した事業活動を調達先企業様と一体となって推進することで、人権尊重、環境保護、公正な取引などの社会的課題の解決に取り組みます。
具体的な活動として、当グループは、調達先企業様にCSR調達セルフアセスメントへの回答にご協力いただき、その自己評価結果を踏まえた改善活動に取り組むことで、調達先企業様と共に社会・環境への配慮やリスクの軽減を図ります。セルフアセスメントのリスクランクごとに改善に向けた行動計画を個別に作成するとともに、改善状況の確認や監査の実施など、実態に応じた改善活動を通じてリスクの軽減に取り組みます。