自主調査結果

薬局向け

【2024年10月実施】電子処方箋の関心度調査

全国の保険薬局勤務の薬剤師847名、保険薬局チェーン勤務の薬剤師26名(計873名)を対象に、電子処方箋の関心度についてリサーチを実施いたしました。

調査概要

調査月  :
2024年10月
調査の対象:
全国の保険薬局・保険薬局チェーン勤務の薬剤師
有効回答数:
873名
調査パネル:
外部調査会社のアンケートパネルを使用
(ウィーメックス株式会社調べ GMOリサーチ プラットフォーム利用の調査)

※MA:マルチアンサー(複数回答)=選択肢の中から複数選択する形式
※SA:シングルアンサー(単数回答)=選択肢の中から1つ選択する形式

電子処方箋の関心度調査

電子処方箋制度スタートに対する認知度は88.9%で、前回調査と同様に約9割近くが制度を知っていると回答しました。ほとんどの薬剤師が電子処方箋の制度を認知しており、内容の認知については58.7%という結果でした。

電子処方箋の認知度

電子処方箋の認知度

電子処方箋を知っているかお聞きしました。
認知している層は前回より横ばいで、約9割という結果でした。
内容の認知については、こちらの結果も横ばいに推移し、58.7%となりました。

電子処方箋の導入意欲の高さ

電子処方箋の導入意欲の高さ

電子処方箋の導入意欲の高さについてお聞きしました。
すでに導入済、導入待ちだと回答した薬剤師は54.4%にのぼり、過半数がすでに導入済であることがわかりました。
前回調査と同様に、前向きな層は電子処方箋を導入済みへ転じており、様子見層は前向きに導入を検討していることが窺えました。

電子処方箋の導入に前向きである理由

電子処方箋の導入に前向きである理由をお聞きしました。
最も高かった回答は前回と同様に「国の政策上、いずれ必要になる」でした。

電子処方箋の導入に後向きである理由

電子処方箋の導入に後向きである理由もお聞きしました。
「内容は分かるが、メリットを感じない」、「導入する手間を面倒に感じる」という回答が上位にあがりました。

電子処方箋導入意向調査(補助が出る場合)

電子処方箋導入意向調査(補助が出る場合)

電子処方箋導入に際し、補助が出ることへの認知度と導入意向についてお聞きしました。
補助金の認知は48.1%と前回調査から増加傾向です。
また、補助金が出た場合の導入意向の変化について、導入する意向を示したのは2割に留まっております。

電子処方箋の内容に対する知識の高さ

電子処方箋の内容に対する知識の高さ

電子処方箋の内容についてどのくらい認知されているかお聞きしました。
各項目の知識に関する認知は全体として約50%を超える結果でした。