電子処方箋の関心度調査
電子処方箋制度スタートに対する認知度は89.3%で、約9割近くが制度を知っていると回答しました。ほとんどの薬剤師が電子処方箋の制度を認知しており、内容の認知については59.5%という結果でした。
電子処方箋の認知度
電子処方箋を知っているかお聞きしました。
認知している層は前回より微増し、約9割という結果でした。
内容の認知については前回と横ばいに推移し、59.5%となりました。
電子処方箋の導入意欲の高さ
電子処方箋の導入意欲の高さについてお聞きしました。
すでに導入済、導入待ちだと回答した薬剤師は45.3%にのぼり、医師と比べて約2倍の薬局がすでに導入済であることがわかりました。
前回調査と比較して、前向きな層は電子処方箋を導入済みであり、様子見層は前向きに転じていることが窺えました。
電子処方箋の導入に前向きである理由をお聞きしました。
最も高かった回答は前回と同様に「国の政策上、いずれ必要になる」でした。
電子処方箋の導入に様子見、後向きである理由もお聞きしました。
前回調査と結果はほぼ変化がなく、内容の理解不足や導入に対する手間を感じて導入に至っていないという回答が上位にあがりました。
電子処方箋導入に対して気になっているポイントについてお聞きしました。
前回調査と同様に、具体的な運用後のイメージやメリット・デメリットを把握していないという回答が最も多い結果でした。
電子処方箋導入後の感想
電子処方箋導入後の感想をお聞きしました。
最も多かった回答は前回調査と同様に「導入前と変化なし」でした。
その次に多かった回答は「受付業務の効率化」、「重複投薬チェックによる無駄な処方の減少」でした。
電子処方箋導入意向調査(補助が出る場合)
電子処方箋導入に際し、補助が出ることへの認知度と導入意向についてお聞きしました。
補助金の認知は45.4%と前回調査から微増という結果でした。
また、導入意向の変化については、2.5割が導入する意向を示しています。
電子処方箋の内容に対する知識の高さ
電子処方箋の内容についてどのくらい認知されているかお聞きしました。
重複投薬チェックができることなど運用必須要件の知識に関する認知は58.7%という結果でした。