自主調査結果

クリニック向け

【2022年12月実施】電子処方箋の関心度調査

当社は、全国の20代〜70代の開業医200名、勤務医800名(計1,000名)を対象に電子処方箋の関心度についてリサーチを実施いたしました。

調査概要

調査月  :
2022年12月
調査方法 :
インターネット調査
年代の内訳:
開業医…20代1%、30代2%、40代11%、50代37%、60代43%、70代7%
勤務医…20代4%、30代15%、40代22%、50代32%、60代25%、70代3%
調査パネル:
外部調査会社のアンケートパネルを使用
(PHC株式会社調べ GMOリサーチ プラットフォーム利用の調査)

電子処方箋の関心度調査

今回の調査結果では、開業医の電子処方箋に対する認知度は74%、勤務医は41%という結果になりました。
2022年6月の調査から比較すると、制度スタートの認知は70%でよく知られていましたが、内容の認知について理解されている数は、前回の調査と比べると横ばいでした。
今後、制度内容への理解が進めば認知度も関心度も上がると期待します。

電子処方箋の認知度

制度スタートの認知

電子処方箋制度がスタートすることを知っているかお聞きしました。
開業医も勤務医も、前回の調査より認知度は若干増加し、今後もゆるやかに認知度が上がっていくことが期待できます。

内容の認知

電子処方箋の内容について認知度の高さを調査したところ、開業医は39%、勤務医は25%が内容についても認知しているという結果でした。

電子処方箋の導入意欲の高さ

電子処方箋の導入意欲の高さ

電子処方箋の導入意欲の高さについてお聞きしました。
前回の調査では最も多かった「あまり導入したくない」という開業医の回答が、今回は「周囲の反応含め様子見したい」という回答が最も多い結果となりました。
電子処方箋導入の必要性やタイミングを伺っていることがわかる結果となりました。

電子処方箋の導入を様子見している理由

電子処方箋の導入を様子見している理由もお聞きしました。
様子見の理由として多かった回答は、導入の手間を感じるというものでした。

年代別・開業医に聞いた電子処方箋の導入意欲の高さ

年代別・開業医に聞いた電子処方箋の導入意欲の高さ

開業医のみを対象に、年代別で電子処方箋導入意欲の高さをお聞きしました。
20代は、導入したいとの回答が100%という結果になりました。前回の調査と同じく、若い年代の開業医は電子処方箋導入への意欲が高いことがわかりました。

電子処方箋導入意欲の向上調査(補助が出る場合)

補助金認知

電子処方箋導入に際し、補助金が出ることを知っているかお聞きしました。
認知率は36%にとどまり、補助金の制度を知らない開業医が多いことがわかりました

導入意向の変化

電子処方箋導入に際し、補助金が出る場合は導入意欲が向上するかについて、開業医のみを対象にお聞きしました。
補助金が出る場合、「導入様子見層」は57%が導入意向を持つことがわかりました。

オンライン資格確認導入状況と電子処方箋の導入意欲の高さ

オンライン資格確認導入の状況

開業医のみを対象に、オンライン資格確認導入の状況をお聞きし、さらに電子処方箋導入の進捗についてもお聞きしました。
結果としては、オンライン資格確認を導入済み、または導入を決定しているクリニックは、電子処方箋導入に前向きだということでした。

HPKIカードの認知率と保有状況

HPKIカードの認知率と保有状況

開業医のみを対象に、HPKIカードの認知率と保有状況についてお聞きしました。
HPKIカードの認知率は全体の30%にとどまりましたが、電子処方箋導入に前向きな開業医の60%がHPKIカードを認知しているという結果でした。さらに、電子処方箋導入に前向きかつHPKIカードを認知している開業医の80%が、すでにカードを保有していることがわかりました。