電子処方箋の関心度調査
2022年1月の調査結果では、電子処方箋に対する認知度は35%でしたが、今回の調査では42%と若干増えた結果となりました。
運用に関する整備が今後も進めば、認知度とともに関心度も上がることが期待されます。
電子処方箋の認知度
電子処方箋を知っているかお聞きしました。
開業医も勤務医も、前回の調査より認知度は若干増加し、今後もゆるかやに認知度が上がっていくことが期待できます。
電子処方箋の導入意欲の高さ
電子処方箋の導入意欲の高さについてお聞きしました。
前回の調査では最も多かった「周囲の反応を含め様子見をしたいという」開業医の回答が、今回は「あまり導入したくない」という回答が最も多い結果となりました。
電子処方箋導入のメリットを伝えきれていないという課題を見つけられました。
年代別・開業医に聞いた電子処方箋の導入意欲の高さ
開業医のみを対象に、年代別で電子処方箋導入意欲の高さをお聞きしました。
20代は100%が導入したいと回答がありました。前回の調査と比べ、40代以下の開業医は電子処方箋導入への意欲が前回よりも高くなったことがわかりました。
電子処方箋導入意欲の向上調査(補助が出る場合)
電子処方箋導入に際し、補助が出る場合は導入意欲が向上するかお聞きしました。
導入を前向きに検討する割合は、補助なしに比べて14%から43%に上昇し、前回調査と同様の結果となりました。
年代別・開業医に聞いた導入意欲の向上調査(補助が出る場合)
開業医のみを対象に、補助が出る場合は導入意欲が向上するかを年代別でお聞きしました。
20代の100%が、電子処方箋導入に対して前向きな回答しました。30代は「早く導入し周囲にも進める」層が前回の27%から36%に増加しました。
電子処方箋の情報収集について
開業医のみを対象に、電子処方箋に関する情報をどうやって検索・取得しているのかお聞きしました。
33%がインターネット、Webの情報を検索と回答し、詳細な情報をネット上に開示されている状況が最も必要であることがわかりました。
今回の調査では、若い世代の開業医が積極的に電子処方箋導入に取り組んできることがわかりました。50代以上の医師たちに向け、前向きな気持ちで電子処方箋を導入してもらうべく、ネット上に十分な情報を掲載する必要がありそうです。
※構成比は小数点以下を四捨五入している関係で、構成比の合計が100%を前後する場合があります