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薬局経営 薬剤師 薬局経営者 2021.04.09 公開

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薬局経営者のための人材募集方法まとめ

※本内容は公開日時点の情報です

#開業検討 #労務管理 #マネジメント

薬局経営者のための人材募集方法まとめ

 安定的な薬局経営のためには、人材の確保が重要です。一般的な薬局運営には薬剤師と事務スタッフを採用する必要があります。今回は、人材募集にはどんな方法があるのか?まとめて解説します。

人材募集の方法と比較

 10種類の人材募集方法とその比較を表にしました。

採用費用 スピード感 人材の質 準備や手間
ハローワーク
求人誌(紙)
求人サイト(WEB)
自社ホームページ
各種SNSメディア経由
人材紹介会社
人材派遣
合同説明会
縁故採用
新卒採用

 各項目を解説していきます。

①ハローワーク

 ハローワークを通じて求人情報を掲載する方法です。正式には公共職業安定所と呼ばれます。国が職業紹介事業を行っています。社会的には就職困難者を支援するセーフティネットとしての役割を担っています。
 民間と大きく異なる点は、求人を出す起業も休職者も利用が「無料」という点です。掲載するのに費用がかからないため、多くの求職者に対して求人を出すことが可能です。しかも助成金・給付金の支給などの民間にはないメリットもあります。

②求人誌

 フリーペーパーなどの求人情報誌(TOWN WORKなど)に掲載する方法です。掲載費用は原稿サイズや掲載期間などによって異なります。枠によってはひと月当たり数万円で出せるものから、数百万円になるものまで幅があります。広告出すだけで費用がかかる為、もし採用に至らない場合でも掲載費用が掛かってしまいます。一方、地域に特化しているものも多く、求めている人材を狙って広告を出すことができます。

③求人サイト

 マイナビ・リクナビ・IndeedなどのWEB求人サイトを利用する方法です。掲載することで費用が掛かる形や、採用が決定した際の成功報酬の形があります。紙媒体の求人に比べて情報量を多く記載することができるのが特徴です。仕事場の雰囲気など紙だけでは伝えられない情報についても写真などを介して伝える事が出来ます。

④自社ホームページ

 自社採用ページを活用して求人情報を発信する方法です。求職者は興味があったり就職しようと考えている企業のホームページを閲覧しています。会社の雰囲気や先輩社員の声、企業理念、雇用条件など、求職者に伝えたい内容を全て記載する事が可能です。
 しかし、求人媒体などのように簡単に求職者の目に留まることは少ないため、いかに見てもらえるようにするかがポイントになります。求職者が自社ホームページに訪問してもらわなければ求人情報を伝えることができません。そのためには最低限のネット集客の対応が必要になります。そのためにWEB求人媒体やSNSメディアとの連携が効果的な方法です。

⑤各種SNSメディア

 企業がFacebookやTwitterなどのSNSを利用して採用活動を行う事です。自社ホームページと組み合わせるとより効果的です。企業からの情報発信にふれることで、どんな企業かを伝える事が出来ます。また、コミュニケーションをとる中で求職者の人柄も予測できます。しかし、頻繁に情報発信をしていかないと情報が届かないため、マメな情報発信を必要とします。

⑥人材紹介会社

 「転職エージェント」や「キャリアコンサルタント」などと呼ばれる人材紹介会社に、人材を紹介してもらう方法です。自社で求めている人材像を伝え、その条件に合った人材探してもらいます。
 紹介してもらった人材を採用する場合、紹介手数料として人材紹介会社に報酬を支払うのが一般的です。最近の相場は採用した人材の年収の20%~35%程度です。そのため狙った人材を採用する事ができる代わりに、コストが多くかかります。

⑦人材派遣

 人材派遣会社を介して期間限定で人材を雇用する形態です。派遣スタッフの「時給×実労働時間」を派遣会社に毎月支払います。給与・社会保険料など約8割+派遣会社のマージン約2割となっています。派遣で来てもらった人材を正式雇用するためには、人材派遣会社各社の規約がありますので注意が必要です。現在は同じような派遣の形態でも、“フリーランス”の個人事業主として働く薬剤師も増えているためかなり層は多様化しています。フリーランス薬剤師専用の紹介サイトなどもあります。

⑧合同説明会

 転職フェアや合同会社説明会にブースを出展して人材募集をする方法です。出展するための費用は、1日あたり50万円程度になる場合もあります。出展したとしても、そのブースへどれくらいの人数を集められるかがポイントとなるためハードルは高めです。

⑨縁故採用

 知人や店舗のスタッフなどのご縁があるところから人材を紹介してもらう方法です。信頼のおける知人やスタッフの紹介であれば大きな価値観のずれが生じにくいのが特徴です。一方で、書類選考や面接といった採用プロセスを省略してしまうこともあり、中長期的にミスマッチが発生する可能性も出てきてしまいます。紹介者に対して気を使ってしまう可能性もある為注意が必要です。きちんと人柄や能力を精査してから採用する事が重要です。

⑩新卒採用

 新卒採用とは、社会人経験のない人材の採用です。他社での就労経験がないため、その会社の文化や理念は浸透しやすいと言われます。新卒採用の場合は未経験な場合がほとんどです。そのため、採用後にどんな教育の場を用意していくかが重要となります。

 以上が人材募集方法のまとめです。どの採用方法もメリットとデメリットがあります。各特長を理解した上で、ベストな方法を選んでみてください。

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