血圧や血糖値などは変動するので、24時間常時測定したデータを受け取っているAI(人工知能)が「病院に行った方がいいですよ」とアドバイスしてくれたら、治療だけでなく予防医療にもつながりそうです。また、お薬情報に加え病気の既往歴や健康診断のデータがスマートフォンで見られるようになれば、患者さんも医療者側もとても楽になりますね。PHCグループさんの新しい技術によって、さらによい医療が提供できると心強く感じました。
ありがとうございます。課題はいろいろありますが、日本には国民皆保険という素晴らしい制度があります。制度の維持のためにも、約40兆円にまで膨れ上がった国民医療費抑制のためにも、テクノロジーとデータの活用は欠かせません。個人の医療データの扱いは非常にセンシティブですが、データの共有化が進めば患者さん一人ひとりと向き合える時間を増やすことができます。標準化・マニュアル化できることはAIやITに任せ、医師にしかできない付加価値の高い仕事に時間を回せば医療の質もさらに向上するのではないでしょうか。
PHCグループは、私たちがこれまで培ってきた精緻なモノづくりとデジタル技術を通じて、健康を願うすべての人々に新たな価値を提供できるよう、努力を続けてまいります。未来のヘルスケア、期待してください。
私にとって未来のイメージは、宇宙旅行や自動運転でしたが、医療の未来もSFで描かれているような世界の入り口に来ていることがよく分かりました。せっかく宝のような技術があるのに活用しない手はありません。私たち自身も意識改革していくことが必要だと痛感しました。
高齢化の進行と共に在宅医療や介護に直面する人は今後ますます増えていくでしょう。「いのちの停車場」は、在宅医療のあり方を考えるきっかけになる映画だと思います。公開を楽しみにしています。